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What a Wonderful World
好きなことだけをやって
生きていけるほど
社会は寛容ではない。
好きなことを自分の好きなように
やっているのは
本物の芸術家か自称芸術家か。
好きなことを好きなだけやってられる
なんて仕事はない。
仕事とは技術に加え知識と責任が問われるから
に他ならない。
責任を果たす為に必要な知識と
必要以上の技術を鍛錬し
その上で研鑽を積んだ後に
「仕事」
となるからだ。
だから
好きなこと そうでないこと
など全く関係ない。
好きなことであろうと
そうでなかろうとも
技術、知識、経験、責任
を避けて通れる「道」はない。
それらを避けて
好きなことだけを好きなようにやっている
のは仕事と比較するならば
7趣味と言うことになる。
責任 がプレッシャーなら良い仕事にならず。
技術 が無ければ仕事にならず。
鍛錬 が面倒なら仕事にならず。
知識 学問が面倒ならば仕事にならず。
それらから逃げて見えるのは
ただの幻想。
だから
責任 とは使命感
鍛錬 とは精神修養
知識 とは考えの支え
技術 とは人や自分を助ける術
そう言う考えに至ればこそ
これは芸術家に限らず
経営者、スポーツ選手、音楽家、画家
料理人、弁護士、教師、政治家
どれも全て同じ。
特殊能力なのではない。
その為に必要なことと悟ればこそ
苦しい練習も
逃げ出したい緊張感も
放り出したい責任も
一見自分とは関係ないと思い込んでいる
知識や知恵からの学びも
逃げなくなるもの。
責任を使命感に変換できた時
しんどい
と言う概念は希釈され
人の生きる意味と直結し
エネルギーが湧いてくるものです。
「芸術なんて仕事ではない」
そう思われるのも分かります。
責任を取る取れるのが仕事であるから
その上で心に
「使命感」
が現れたのならばそれは
本当の本物の仕事。
逆説的には
「使命感」の必要としない「本当の仕事」
などない。
それだから
使命感の火を消されたなら
何が残ると言うのか。
この世界に。
「What a Wonderful Word」
ルイアームストロング
生誕100年
この世界は素晴らしい。
世界中に「愛と使命」が残る限り。
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